塾にはいくつかの授業形態がある
中学受験に向けて大切なのは塾選びですが、いくつかの授業の進め方があります。効率よく学習するためには、自分に合った形態を選択しなければいけません。主な授業形態として、一斉授業と個別授業があります。それぞれに異なる特徴を持っており、内容を理解したうえで塾選びをすることが大切です。
一斉授業の特徴を知る
大人数の生徒に対して、同じ進行速度で授業を進めていきます。塾によっても異なりますが、ひとクラスの人数は学校と同じで50人ぐらいで構成されています。学習進度が周囲と同じなので、友人どうしで集まって勉強することができます。先生とほどよい距離感が取れているので、緊張しやすい生徒には向いている形態です。ただ、授業は自分のペースで進まないので、自分から進んで予習や復習をする必要があります。。大人数での授業のため個人的な質問を受け付ける時間は限られており、あらかじめ尋ねたいことをまとめておくことも大切です。
個別授業の特徴を知る
少人数の授業形態をとっており、おおむね5人以下の人数でクラス編成をしています。生徒の能力に応じて個別に授業を進めていくので、人によって異なる部分を学習することもあります。一人一人に対してきめ細かい指導を行っており、学習方法や分からない部分を質問しやすいのが最大の特徴です。ただ、先生と密接な関係性になるため、慣れるまでに少し時間を要することがあります。クラス編成の人数が少ないほど目の行き届いた授業ができるので、その分だけ授業料が高くなります。
学習塾では生徒の弱い分野を把握しているため、生徒にとって最適な練習問題を宿題として出すことができます。学校の宿題だけで終わりがちな家庭学習の質と量が変わり、学力アップにつながりやすくなります。